治療
無治療のまま異常高血圧を放置すると、治すことのできない中枢神経障害が生じる危険性があります。したがって、できるだけ速やかな血圧管理が必要不可欠です。しかしながら急激に正常血圧まで血圧を低下させると脳障害を起こす可能性もあるため、集中治療室等でのカルシウム拮抗薬(ニカルジピンなど)等を用いた慎重な血圧管理が求められます。
高血圧性脳症では脳浮腫を伴うため、脳浮腫を軽減させるために脳圧降下剤の点滴が行われます。また、けいれん発作を起こした場合には、抗けいれん薬の使用も欠かすことができない治療となります。
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