症状
黄色腫症では、皮膚にそれとわかる見た目の変化が生じます。基礎にある脂質代謝の異常などに応じて、全身どの部位にどのような皮膚変化が生じるかは異なります。
黄色腫症のなかには、眼瞼黄色腫と言って、目元に小さな盛り上がりを示す皮膚病変を生じることがあります。左右対称に出現することもあり、皮膚にやや黄色がかった色調変化を来します。
また、肘や膝、踵などに結節状に塊が形成されることもあります。この場合は目の周辺に生じる皮膚変化と比べるとやや硬く、色調も赤みが強くなることがあります。その他、アキレス腱などの腱が太くなるタイプの黄色腫もあり、皮膚に盛り上がりが生じます。
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