治療
手術による切除と放射線治療が主体となります。手術は腫瘍の位置や大きさ、広がりによって難易度が大きく異なります。
術前の血管撮影検査で腫瘍への血流が多いと予想される場合には、事前に栄養血管を塞栓するカテーテル治療が行われます。
一方、頭蓋内にまで腫瘍が広がっているような手術が困難なケースには、放射線治療が積極的に行われます。
また、腫瘍を小さくするためにエストロゲンやテストステロンなどの性ホルモンが投与されることがあります。これはあくまで完治を目的にした治療ではなく、手術の前後や放射線治療の補助として行われるものです。
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