リスク
BNCTではホウ素化合物を含む薬剤の投与を行いますが、薬剤そのものの副作用として結晶尿が報告されています。なお、中性子線の照射を行う際、治療に伴う痛みや熱さはありません。
照射を行う腫瘍の部位や種類によって症状は異なりますが、中性子線の照射を行う範囲では、治療後に脱毛、皮膚の炎症や口・喉の炎症が起こる場合があります。これらは治療後に投薬にて処置します。また、治療から2~3か月以降には脳膿瘍、放射線骨壊死や白内障が認められることもあります。
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