原因
C型肝炎ウイルスに感染することで発症します。ウイルスが含まれた感染者の血液や体液を介して感染が広がるため、傷口に感染者の血液が付着したり、カミソリなど血液が付着するものを共有したりすることで感染する可能性があります。また、入れ墨やピアスの穴開けに使用する機器の不適切な使い回しも、C型肝炎ウイルスに感染する原因となるため注意が必要です。
そのほか、感染者との性行為による感染、母親が感染者の場合に出産時に子どもへ感染するケースも報告されています。
C型肝炎の存在が知られていなかった時代には、輸血にC型肝炎ウイルスが混入した血液や血液製剤が使用されたことで感染が拡大したことがあります。現在では献血の際にC型肝炎ウイルスが混入しているかどうか確認されており、輸血によって感染することはほとんどありません。
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