検査・診断
PTSDは問診によって診断がつけられます。
問診では、トラウマ体験の内容と症状の有無、その重症度、日常生活において強い苦痛があるか、仕事や私生活で支障が出ているかどうかが確認されます。そして、トラウマ体験から1か月以上経過しても症状が存在しており、社会生活や日常生活に影響が生じているときにPTSDと診断されます。また、原因となったイベントとの関連性が納得いくものであるかどうかも確認されます。
PTSDは、精神医学的な診断基準に基づいて専門医が診断をします。一般の人が何となくPTSDではないかと思っても、専門医からみれば、診断基準に達しない場合や適応障害などの別の精神疾患として診断されることがあります。
医師の方へ
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