検査・診断
TFCC損傷が疑われるときは、以下のような検査を行って診断します。
徒手検査
小指側の手首を軽く押したり、手首を小指側に曲げたまま腕をねじる動作を行ったりして、痛みのある部位や痛みが現れる動作を確認します。関節が不安定になっているかどうかも確認します。
画像検査
手首の骨折の有無や橈骨と尺骨の長さの違いの有無を確認するため、X線検査を行います。TFCC損傷自体はX線検査では描出されないため、MRI検査も行われます。
関節鏡検査
より詳しく調べるため、関節鏡による検査を行う場合もあります。関節鏡検査は手術で関節の近くを小さく切開し、内視鏡を挿入して靱帯や軟骨などの状態を直接観察する方法です。
医師の方へ
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