West症候群を診断するためには、症状の項目で記載したような発作形式を確認することが大切です。
また、West症候群では原因疾患を調べることを目的とした検査も検討されます。具体的には、頭部CTやMRIなどの画像検査、血液検査、脳波検査、尿検査、染色体検査、遺伝子異常の検査などが適宜検討されます。
脳波検査では、発作間欠期所見でヒプスアリスミアがみられますが、全例で観察されるものではありません。
てんかんの診断には丁寧な問診と、脳波や神経画像などたくさんの検査が必要となります。3人に2人は外来診療だけで正しい診断が得られますが、残りの1...続きを読む
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