医療法人社団健育会 ねりま健育会病院 院長、医療法人社団健育会 ライフサポートねりま 管理者

日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医 日本脳卒中学会 脳卒中専門医・脳卒中指導医 日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション科専門医・リハビリテーション科指導医 日本認知症学会 認知症専門医・指導医

酒向 正春 さこう まさはる 先生

1987年愛媛大学医学部卒業後、同大学脳神経外科学教室へ入局し、脳卒中治療を専門とする脳神経外科医となる。その後病気の治療のみならず、患者の残存能力を引き出し回復させていくことの重要性を感じ、2004年脳リハビリテーション医に転向。2012年より世田谷記念病院副院長および回復期リハビリテーションセンター長を務め、豊富な経験と深い知見から高い成果をあげている。2013年NHKプロフェッショナル~仕事の流儀~第200回に「希望のリハビリ、ともに闘い抜く リハビリ医・酒向正春」として特集される。またライフワークとして「健康医療福祉都市構想」を提言、超高齢化社会を見据え、高齢者や障害者(認知症・フレイル・サルコペニア)、子育て世代を含めた全ての世代に、街なかでリハビリテーションに取り組めるタウンリハ活動による優しい街づくりに尽力している。2017年3月より医療法人社団健育会 ねりま健育会病院院長・ライフサポートねりま管理者を務める。

基本情報

診療科・主な得意領域

  • 脳神経外科
  • リハビリテーション科
  • 【診療科】認知症科 、脳卒中科

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資格・学会・役職

日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医
日本脳卒中学会 脳卒中専門医・脳卒中指導医
日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション科専門医・リハビリテーション科指導医
日本認知症学会 認知症専門医・指導医
  • 医療法人社団健育会 ねりま健育会病院 院長
  • 医療法人社団健育会 ライフサポートねりま 管理者
  • 東京大学医学部附属病院リハビリテーション科 臨床指導医
  • 日本障害者スポーツ 認定医
  • 日本脳循環代謝学会 評議員
  • 日本脳ドック学会 評議員
  • 日本認知症治療研究会 世話人

所属病院

ねりま健育会病院

  • 内科 リハビリテーション科
  • 東京都練馬区大泉学園町7丁目3-28
  • 西武池袋線 大泉学園 北口 大泉風致地区下車 徒歩約100m バス10分
  • 03-5935-6102
公式ウェブサイト
ねりま健育会病院

医療記事

来歴等

略歴

1987年 愛媛大学医学部卒業 愛媛大学脳神経外科入局
1993-97年 十全総合病院 脳神経外科 部長
1997年 愛媛大学医学部 脳神経外科 助手
1997-2000年 デンマーク国立オーフス大学脳神経病態生理学研究所助教授
2000-3年 愛媛大学医学部 脳神経外科 講師
2004-11年 初台リハビリテーション病院 脳卒中診療科科長
2012年 世田谷記念病院 副院長・回復期リハビリテーションセンター長
2015年10月 健育会竹川病院院長補佐 回復期リハビリテーションセンター長
2017年3月 医療法人社団健育会 ねりま健育会病院 病院長・ライフサポートねりま管理者
2019年4月 東京大学医学部附属病院リハビリテーション科 臨床指導医併任

論文

1.Sako M et al.: Role of protein kinase C in the pathogenesis of cerebral vasospasm after subarachnoid hemorrhage. JCBF&M 13(2): 247-54. 1993
2. Sakoh M, Ostergaard L, Røhl L et al.: Relationship between residual cerebral blood flow and oxygen metabolism as predictive of ischemic tissue viability: sequential multitracer positron emission tomography scanning of middle cerebral artery occlusion during the critical first 6 hours after stroke in pigs. J Neurosurg 93: 647-57, 2000
3. Sakoh M, Røhl L, Gyldensted C et al.: Cerebral Blood Flow and Blood Volume Measured by Magnetic Resonance Imaging Bolus Tracking After Acute Stroke in Pigs: Comparison with [15O]H2O Positron Emission Tomography. Stroke 31: 1958-64, 2000
4. Sakoh M, Ostergaard L, Gjedde A et al.: Prediction of tissue survival after middle cerebral artery occlusion based on changes in the apparent diffusion of water. J Neurosurg 95: 450-8, 2001
5. Røhl L, Sakoh M, Simonsen CZ et al.: Time evolution of cerebral perfusion and apparent diffusion coefficient measured by magnetic resonance imaging in a porcine stroke model. J MRI 15: 123-9. 2002
6. 酒向正春 植田敏浩 久門良明ら: ステント留置術後に興味ある脳循環の変動を示し、痴呆症状が改善した両側内頚動脈狭窄症の一例. 脳神経外科30: 759-765, 2002
7. Sakoh M, Gjedde A: Neuroprotection in hypothermia linked to redistribution of oxygen in brain. Am J Physiol Heart Circ Physiol 285: H17-25, 2003
8. Sakoh M, Ohnishi T, Ostergaard L, et al: Prediction of tissue survival after stroke based on changes in the apparent diffusion of water (cytotoxic edema). Acta Neurochir Suppl. 86: 137-40, 2003
9. 酒向正春. 脳梗塞の実態. 外科的治療の頻度と予後. 脳卒中データバンク2003 中山書店, 東京: p70-71, 2003
10. 酒向正春. 脳梗塞における外科的治療の頻度と予後.脳卒中データバンク2005 中山書店, 東京: p100-101, 2005酒向正春.t-PA時代の新しいリハビリテーション. Mebio 9: 101-107, 2007
11. 酒向正春. 急性期脳卒中のリハビリテーションの適応と限界. 脳と循環13: 213-216, 2008
12. 酒向正春. 病型別、重症度別、年代別、性別にみたリハビリテーション開始時期と予後.脳卒中データバンク2009 中山書店, 東京: p124-125, 2009
13. 酒向正春: 脳神経外科治療のスタンダード 12. 脳卒中後遺症. 脳神経外科37: 1129-1141, 2009
14. 酒向正春 大村優慈ら:回復期機能予後からみた被殼出血314例の急性期治療方針の検討. 脳卒中32(6): 602-610, 2010
15. 酒向正春: 脳血管障害による失語症のリハビリテーション. 今日の治療指針2011年版(医学書院), p837, 2011
16. 酒向正春. 廃用症候群. Brain Nurs特殊号(夏期増刊)319-323, 2011
17. 酒向正春: 高齢先進国のビジョン 健康医療福祉都市構想. 病院(医学書院) 71(9): 697-701, 2012
18. 酒向正春. 脳卒中後リハビリテーションの意義と現状. Pharma Medica 30(2): 55-59, 2012
19. 酒向正春: 早期立位・歩行訓練戦略の最前線. 脳外速報22(6): 670-677, 2012
20. 酒向正春: 脳を救え:リハビリテーションと社会復帰支援. 循環器内科72(3): 313-320, 2012
21. 酒向正春: Monthly View Passion Mission Action プロフェッショナル~仕事の流儀~「希望のリハビリ、ともに闘い抜く リハビリ医・酒向正春」への道程. 脳外速報23(11): 1296-97, 2013
22. 酒向正春. 脳卒中回復期リハビリテーションの実際. 脳と循環19(1): 25-29, 2014
23. 酒向正春. 回復期リハビリテーションと地域連携. レジデントのための脳卒中診療のコツ. (BEAM, 文光堂): p134-144, 2014
24. 酒向正春: 脳卒中EBMカタログⅡ. AVERT, PREVAIL. Clinical Neuroscience 32: 1118-1120, 2014
25. 酒向正春. 理学療法と作業療法. 豊田一則編集. 脳梗塞診療読本 (中外医学社): p229-242, 2014
26. 酒向正春: 半側空間無視(失認)に関するエリア. Brain Nurs 31(4): 66-69, 2015
27. 酒向正春: 脳卒中後の攻めのリハビリ. 週刊日本医事新報 No.4763 8月第2週号 p.17-23, 2015
28. 酒向正春: 監修 特集「脳卒中リハビリの今 」. 週刊日本医事新報 No.4763 8月第2週号 p.17-36, 2015
28. 酒向正春: 入退院と在宅支援 回復期リハビリテーション病棟における在宅復帰支援と地域連携の実際 地域連携(日総研出版)9/10月号 p.28-33, 2015
30. 酒向正春. 急性期リハビリテーションの実施状況と予後. 脳卒中データバンク2015 中山書店: p48-49, 2015
31. 酒向正春: 脳卒中データバンク2015による超急性期リハビリテーション11373例の解析とAVERT Trial 2015との比較検討. 臨床リハ 25 (10): 987-995, 2016
32. 酒向正春: 「人」 病気や障害と付き合い続ける患者さんのサポートがしたい. 日本医事新報4830: 17, 2016
33. 酒向正春: 慢性期リハビリは「街」が担う -脳リハビリ医の街づくり-. ATTENTION 1, リライズ発行: 3-6, 2016
34.酒向正春: 攻めのリハビリと認知症. 認知症治療研究会会誌 3(1): 43-45, 2016
35.酒向正春: 病態別リスク管理. 急性期脳卒中リハビリテーションup-to-date. 総合リハ:115-122, 2017
36.二瓶太志 酒向正春:脳卒中後重症上肢麻痺に対する新しい治療戦略. 脳神経外科速報27: 929-936, 2017
37/酒向正春:日本の医療の流れと課題 超高齢社会を見据えて. 健康医療福祉都市構想1. リハビリナース: p84, 2018
38.酒向正春:健康医療福祉都市構想とは. 健康医療福祉都市構想企画2. リハビリナース Vol.11, No.2: p100, 2018
39.酒向正春:初台ヘルシーロードの取り組み. 健康医療福祉都市構想企画3. リハビリナース Vol.11, No.3: p84, 2018
40.酒向正春:二子玉川ヘルシーロードの取り組み. 健康医療福祉都市構想企画4. リハビリナース Vol.11, No.4: p92, 2018
41.酒向正春:回復期リハから地域リハへ、どうつなげるか. 健康医療福祉都市構想企画5. リハビリナースVol.11, No.5: p84, 2018
42.酒向正春:今後の構想. 健康医療福祉都市構想企画6. リハビリナース Vol.11, No.6: p84, 2018
43.酒向正春: 黒田博樹流の一流チームの作り方. 日本医事新報4889: p102-103, 2018
44.酒向正春:巻頭言 社会参加を支援する街づくりへの道程. 総合リハ: p103, 2018
45.酒向正春:健康医療福祉都市構想と地域包括ケア. リハビリテーション医学 55巻2号:p137-142, Jpn J Rehabil Med 2018: 55:p137-142, 2018
46.酒向正春: [Essay]黒田博樹に学ぶ一流チームの作り方と街づくり(健康医療福祉都市構想). Medical Tribune 3/4, 2018
47.酒向正春: 黒田博樹に学ぶ一流チームの作り方と「患者の心がけ」 Passion Mission Action 2. 脳神経外科速報28(5): p520-521,2018
48.酒向正春:脳卒中後リハビリテーション医療の実際. 特集「高齢者を脳卒中から守る・救う」Geriat. Med. (老年医学) 57(5), p481-486, 2019
49.酒向正春:退院後の継続支援―リハビリテーション栄養と街づくり. 特集 脳卒中のリハビリテーション栄養, リハビリテーション栄養3(2). p213-219, 2019
50.酒向正春:酒向正春:認知症治療とリハビリテーション医療. Proceedings of the 2nd Annual Meeting in Japan Society of Neurosurgery for Dementia 2018, p114-117, 2019
51.酒向正春:理学療法と作業療法. 脳梗塞診療読本第2版 豊田一則編集 中外医学社, p253-267, 2019
52.酒向正春:退院後の患者の一生を支える新しい施設を地域協働で進めていく. 病院トップの経営者魂(Vol.21): 最新医療経営phase3 419(7). p.1-3, 2019
53.酒向正春:回復期医療と老健の複合で、退院後の人生をサポートする: 病院28(9). p.101-103, 2019

著書

1.酒向正春著「あきらめない力」(主婦と生活社), 2014
2.酒向正春著「人生に迷わない36の極意 」プロフェッショナル制作班, 「命が助かって、リハビリをして、それで終わりじゃない」担当(NHK出版新書)p76-82, 2014
3.酒向正春監修 大村優慈著 「リハに役立つ脳画像」(MEDICAL VIEW), 2016
4.酒向正春著「患者の心がけ」(光文社新書), 2018

その他

  • 1. 東京大学医療政策人材養成講座 優秀賞 (平成20年) 「医療崩壊の解決策としての健康医療福祉都市構想」酒向班

  • 2. 「まちなか集積医療の実現に関する研究」メンバー NIRA(総合研究開発機構)  (平成23年)

  • 3. 「健康・医療・福祉のまちづくりの推進ガイドライン」策定メンバー 国土交通省都市局(平成26年8月1日)

  • 4. 2013年NHKプロフェッショナル~仕事の流儀~第200回に「希望のリハビリ、ともに闘い抜く リハビリ医・酒向正春」特集

  • 5. 2015年NHK視点・論点「攻めのリハビリ」出演

  • 6. 2018年NHK視点・論点「医療と街づくり」出演

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