
DOCTOR’S
STORIES
一人ひとりの悩みに、丁寧に向き合う――鏡原 裕一先生のストーリー
ED、性感染症、避妊。人には打ち明けにくく、どこに相談すればよいのか分からないまま抱え込まれがちな領域です。プライベートクリニック高田馬場の
私が「セクシャルウェルネス」という考え方にたどり着いたのは、はじめから壮大な理念を掲げていたからではありません。むしろ逆で、オンライン診療でできることを一つひとつ突き詰めていった、その結果として自然に行き着いた領域でした。
オンライン診療は、対面のように詳しい検査や触診ができるわけではありません。たとえば「頭が痛い」「お腹が痛い」といった症状は、背後に重い病気が隠れている可能性があり、画面越しの診察だけで判断するのは危険です。できることを冷静に見極めていくと、オンラインが本当に適しているのは、ある程度健康な方が、はっきりとしたニーズを持ってお薬の処方を望んでいるケースだと分かってきました。
診察のうえ処方するED(勃起不全)治療のお薬*や、避妊や生理痛緩和のためのピル**、郵送で行える性感染症の検査***。そうしてオンラインで誠実に提供できることを1つずつ積み重ねていったら、いずれも人には少し相談しにくい、性にまつわる領域が残りました。ばらばらに見えるこれらの診療は、患者さんの側に立つと「どこに相談すればよいのか分かりにくい」という共通点で結ばれています。それらを1つの視点で捉え直したのが、私にとってのセクシャルウェルネスです。
私はもともと、待つことが大の苦手です。病院やクリニックで長く待たされたり、忙しくて受診の時間が取れなかったりした経験は、誰にでもあるはずです。だからこそ、オンライン診療の「待たなくてよい」「便利」という価値に、早くから大きな可能性を感じてきました。
「待つ」ということは、それ自体が小さな負担の積み重ねです。特に、誰かに相談しづらい悩みを抱えているときほど、その負担は大きくなり、待っているうちに「やっぱりやめておこう」と受診自体をあきらめてしまう方もいるかもしれません。だからこそ私は、悩みを打ち明けようと思い立ったその瞬間に、できるだけ早く医療につながる仕組みをつくることに、医師としてこだわってきました。
私はかつて、美容医療の現場で自由診療に携わっていました。学ぶことは多くありましたが、同時に、売り上げが優先され、患者さんの満足が後回しになりかねない構造に、違和感を抱いたことも事実です。
対価に見合うだけの満足や安心を提供できなければ、医師である自分自身が満たされない。その思いから、「本当に患者さんのためになる医療」を追い求めて開業に至りました。
開業当初は、家賃数万円ほどの小さな一室に、医師と1台のパソコンがあるだけ。そこからオンライン診療を始め、試行錯誤を重ねながら、少しずつメニューと体制を広げてきました。相談しにくい事柄だからこそ、患者さんの尊厳と心地よさを何より大切にしたい。その姿勢は、今日まで変わっていません。
診療するカテゴリーが幅広いこともあり、受診される方は本当にさまざまです。年齢層も幅広く、性別もおよそ半々。「こういう方」と一言で定義するのが難しいほど、多様な方がいらっしゃいます。あえて共通点を挙げるなら、日中は都合がつきにくい忙しい方や、家事や育児に追われている方など、「できるだけ待たずに、スピーディーに済ませたい」というニーズをお持ちの方が多いように感じます。
たとえばEDのご相談は、オンライン診療という性質もあってか、20歳代の方からいただくことも珍しくありません。こうした問題は、特定の世代だけのものではないのです。恥ずかしさから受診をためらって時間だけが過ぎてしまう前に、気軽にご相談いただければと思います。
オンライン診療というと、「簡単に薬がもらえる」というイメージを持たれるかもしれません。しかし、実際はその逆です。
ED薬やピルには、持病や服用中のお薬によっては、処方を慎重に判断すべき場合があります。そのため初診の際にはオンラインでも、問診で既往歴や生活習慣を丁寧に確認し、背景に別の病気が隠れていないかにも目を配ります。
便利さと安全性は、両立させてこそ意味があります。安易に薬を出さないことは、患者さんを不便にするためではなく、安心して治療を受けていただくための、専門家としての責任だと考えています。
プライベートクリニック高田馬場では、ED治療に注力し、対面とオンラインのいずれでも相談や処方に対応しています。
対面とオンラインのどちらも選べることは、私たちならではのこだわりです。オンライン専業のサービスとは異なり、実際に足を運べるクリニックがあります。性感染症の血液検査のように対面での対応が必要な場面もあるため、両方の選択肢があることは、患者さんの安心につながると考えています。
問診からお薬が届くまでの流れも、できる限りスピーディーに設計しました。当日のご予約から、スタッフによるご説明、医師の診察(対面またはオンライン)を経て、その場でお薬をお渡しするか、ご自宅などへ発送します。オンラインでの診療から処方薬の受け取りまでを完結できる、プライベートクリニック高田馬場独自のオンライン診療プラットフォームも整えており、17:00までにお手続きを済ませていただければ、当日中の発送も可能です(2026年9月時点)。
そして、「待たせない」ための仕組みも少しずつ整えてきました。開業当初は、事務員もおらず、私1人スマートフォン1台で、全ての対応を手作業でこなしていました。件数が増えるにつれ、任せられる部分はスタッフに任せ、自動化できる部分は自動化するといった改善を1つずつ積み重ねて、今の体制をつくってきました。ただ、この効率化は単に手早く済ませるためのものではありません。効率化した分だけ、「待たせない」のと同時に一人ひとりに向き合う余裕を持ちたいと考えています。
性にまつわる健康上の悩みの中には、放置することで症状が続いたり、性感染症のようにパートナーへうつしてしまったりするものもあります。 早めに相談することは、体の健康はもちろん、精神的な安心のためにも大切です。
男女それぞれに、特有の健康課題があります。私はこれからも、その一つひとつに丁寧に向き合い、性別を問わず、全ての方が気軽に相談できる医療を提供していきます。悩みを1人で抱えたまま立ち止まっている方に、「ここに来れば大丈夫」と思っていただける場所でありたい。それが、この領域に長く携わってきた医師としての、私の変わらぬ矜持です。
*ED薬処方について
【治療内容】
加齢による血管や神経の機能低下、ホルモンバランスの乱れなどが原因で起こるED(勃起障害)を一時的に改善するための治療薬(有効成分:シルデナフィル)を処方します。
※自由診療です。有効性や安全性が公的に保障されたものではありません。
【未承認医薬品について】
本治療薬は未承認医薬品です。
入手経路:国内の輸入代理業者を通じて入手しています(個人輸入に関するリスクはhttps://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.htmlをご確認ください)。
国内の承認医薬品の有無:ED改善を目的とする同有効成分の国内承認医薬品は存在します。
諸外国における安全性などに関わる情報:2026年9月時点でリスクなどは報告されていませんが、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
※重篤な副作用が現れた場合でも、国の医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。
【費用の目安】
1錠990円で、医師が認める範囲で最大50錠まで処方可能です。
このほか、対面診療の場合は診察料無料です。薬代以外の費用はかかりません。
オンライン診療の場合、薬の送料を含む手数料として別途1,000円かかります。
※表示価格は全て税込です。
【治療期間・回数の目安】
性行為の1時間前に、1錠を服用します。
継続的な効果や完治を目指すものではないため、患者さんの必要時に都度受診いただく形となります。
【副作用・リスク】
顔のほてり・むくみ、目の充血、顔や目が腫れぼったくなる、頭痛、発熱、動悸、鼻づまり、筋肉痛、手足の痛み、消化不良、吐き気、発疹、皮膚の発赤などが副作用・リスクとして考えられます。また、めまいや視覚の変化(色が変化して見える)、持続勃起症(長時間勃起が収まらない)が生じる可能性もあります。
**低用量ピルの処方について
【治療内容】
避妊や生理痛の緩和に取り組みたい方に、女性ホルモンを低用量含む低用量ピル(有効成分:レボノルゲストレル、エチニルエストラジオール)を処方します。ピルによって排卵や生理に関わるホルモンを調整し避妊や痛みを和らげることを目指します。
※自由診療です。
【未承認医薬品について】
本医薬品は避妊薬としては承認されていますが、生理痛の緩和を目的とした使用は承認されておらず、有効性や安全性が公的に保障されている訳ではありません。
入手経路:国内の輸入代理業者を通じて入手しています(個人輸入に関するリスクはhttps://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.htmlをご確認ください)。
国内の承認医薬品の有無:月経困難症(生理痛をはじめ生理に伴って起きる病的症状)を適応とした同有効成分の国内承認医薬品は存在します。
諸外国における安全性などに関わる情報:2026年9月時点でリスクなど等は報告されていませんが、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
※生理痛緩和を目的とした使用の場合、重篤な副作用が現れても国の医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。
【費用の目安】
1シート(28日分)2,530円です。3か月(84日)分をまとめた定期便の場合は7,425円になります。
このほか、対面診療の場合は診察料無料です。薬代以外の費用はかかりません。
オンライン診療の場合、薬の送料を含む手数料として別途1,000円かかります。
※表示価格は全て税込です。
【治療期間・回数の目安】
1日1回1錠を、毎日一定の時刻に内服します。28日間を1クールとし、3色の錠剤を決められた順に服用します。29日目から次クールとして同様の順で服用し、以降繰り返します。
完治を目指す治療ではなく、効果を維持するためには服用を継続していただく必要があります。
【副作用・リスク】
服用開始後に吐き気や嘔吐、頭痛、不正出血、眠気、浮腫、体重増加、にきびの出現といった症状が現れることがあります。また、重篤な副作用として血栓症(血の塊が血管を塞ぐ症状)を引き起こすこともあり、乳がんのリスクが高まる可能性も指摘されています。
***性感染症検査について
【内容】
クラミジア、淋菌、梅毒、HIVなど、性感染症の有無を調べるための検査キットをお渡しします。当クリニックでは男女共通のキットを用意しており、疑われる性感染症に応じて血液や粘膜をご自身で採取していただきます。その検体をご返却いただき、検査を行います。
※自由診療です。
【費用の目安】
検査キットは4,950〜9,350円です(検査したい性感染症により、費用が異なります)。郵送でのお届けをご希望の場合は、送料として別途1,000円かかります。
※陽性・陰性の結果通知を行うものであり、診察・診断・治療薬の処方などを行うものではありません。
※表示価格は全て税込です。
【期間・回数】
検査は通常1回です。検査結果については当日〜翌日中にWebサイト上でお知らせします。
【副作用・リスク】
血液検査の場合は、自己採取(郵送キット)による失敗が挙げられます。
ご自身で指先などに針を刺して微量の血液を採取いただきますが、不慣れなために必要な血液量を採取できなかったり、再検査になるケースがあります。
血液検査以外にも、たとえば性病検査における尿検査の場合は、健康診断の場合と異なり「出始めの尿(初尿)」を採る必要があります。出始めの尿でなければ病原体が流れてしまい、陽性であっても正しく判定されない(偽陰性)リスクが高くなります。
このほか、尿道、腟、肛門などの粘膜を綿棒で擦る際、強くこすりすぎたり、器具を誤って深く挿入したりすると、粘膜を傷つけて出血や痛みを引き起こす恐れがあります。逆にこする力が弱すぎても、検査に必要な細胞や分泌物を十分に確保できず、正しい判定が出ないリスクが高まります。
〈オンライン診療について〉
オンライン診療の初診での投与について十分な検討が必要な薬剤については、初診では処方できない場合があります。また、初診でない場合やそのほかの薬であっても医師の判断によっては薬を処方できないことがあります。
「受診について相談する」とは?
まずはメディカルノートよりお客様にご連絡します。
現時点での診断・治療状況についてヒアリングし、ご希望の医師/病院の受診が可能かご回答いたします。