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タイアップ

公開日 : 2017 年 06 月 14 日
更新日 : 2017 年 07 月 24 日

第25回日本乳癌学会学術総会・記念市民公開講座の概要と特色

2017年7月13日(木)~15日(土)に、福岡マリンメッセおよび福岡国際会議場にて、第25回日本乳癌学会学術総会が開催されます。九州全域及び沖縄県が一体となって学術総会を盛り上げていきたいという思いから、福岡での開催としました。4,000人規模のメイン会場となる福岡マリンメッセ、サブ会場である国際会議場で、それぞれシンポジウムやポスター発表、講演などが実施され、乳癌に関する様々な意見交換や情報共有がなされる予定です。

今回、大会長を務められる熊本大学乳腺外科教授の岩瀬弘敬先生は、参加者全員がくまなく情報を取得できるよう、スマートフォンを活用した画期的なシステムの構築に向けて、これまで準備を進めてこられました。また、10月29日には患者さんや一般者を対象にした市民公開講座を開く予定です。岩瀬弘敬先生に、今回の学術総会および市民公開講座の概要と特色、そして参加の際のポイントについてお話しいただきました。

第25回日本乳癌学会学術総会の概要

サブタイトル「新たなる一歩 ライフサイエンス研究の進歩」に込められた思いとは

乳がん 配られたパンフレット
第25回日本乳癌学会学術総会のポスター 岩瀬弘敬先生(日本乳癌学会)より ご提供

 第25回日本乳癌学会学術総会のサブタイトルである「新たなる一歩 -ライフサイエンス研究の進歩-」には、乳癌という疾患をより広い観点からとらえ、治療や研究を進めていきたいという思いが込められています。

ライフサイエンスの定義は、「生命現象を解明するために、従来の生物学、医学、化学、物理学などの枠をとりはらい、生命をあらゆる角度から総合的にとらえていこうとする学問分野で、癌(がん)・脳・老化・発生・遺伝・免疫・環境科学・情報科学などが関連研究として考えられる。」とされています。(第25回乳癌学会学術総会 会長挨拶より)

乳がんを正しく診断し、一人ひとりの患者さんに最適な治療へとつなげていくためには、従来行われてきた形態学的・病理組織学的な観点のみならず、分子生物学、発生学、免疫学などを基盤とした生物学的な観点から診断をつけることが重要です。また、画像診断では放射線医学の要素が必要になりますが、これについても物理学的な要素のみならず、生物学的な概念を持つことが求められます。

さらに乳がんの治療では、これまで用いられていた手術療法、化学療法、内分泌療法、分子標的療法という分類で行われるのみならず、腫瘍学や内分泌学、腫瘍免疫学などの様々な分野が複雑に絡み合った集学的治療が欠かせません。

このように、乳がんの診断や治療は、まさに日々ライフサイエンス研究へと進歩しているのです。

本学会では、乳がんの診療における新たな一歩を、乳がん診療のスペシャリストである方々にご発表いただきます。参加者の皆様もぜひ、その目で乳がんの領域における進歩をご覧ください。

第25回日本乳癌学会学術総会の特徴 

スマートフォン・タブレットを駆使した全員参加型の講演

スマホを持つ手

福岡マリンメッセは約4,000名が平面で着席できる規模を有しており、学会のメイン会場として使用するに十分な広さで、我々は参加者全員に乳がんに関する最新の情報を共有できるよう、プログラムや設備に様々な工夫を施しています。

たとえば、皆で情報を共有するという目的を第一に考え、福岡マリンメッセのメイン会場ではシンポジウムやポスター展示を主に行うことにしています。サブ会場となる国際会議場では、サブ会場としてのシンポジウムや厳選口演などが行われ、さらに、ランチョンセミナーやイブニングセミナーなどが行われます。しかしながらセミナーのたびにメイン会場にいる4,000名が少し離れた国際会議場に一斉に移動すると、大きな混乱をきたすことが予想されます。

そこで、国際会議場で開かれるセミナーがメイン会場にいる参加者にも常に届くよう、マリンメッセに9面の大スクリーンを用意します。そして、国際会議場で発表されたセミナーのスライドを各スクリーンに投影し、音声はWi-Fiを経由して、イヤホンを通じて各参加者の耳に入るようにしました。アプリケーションをダウンロードすることで、メイン会場でのシンポジウムのスライドや音声が会場のどこにいても端末上ではっきりとご覧いただけるようになります。

参加者の方々は、学会場のどこにいてもシンポジウムの内容を自身のお手元で聴講することができるのです。

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