検査・診断
いぼ痔の診断には、問診のほか検査として肛門診察や肛門鏡検査などが行われます。
1. 問診
いつからどのような症状があるか、また、便秘や下痢など排便状況についても確認します。
2. 肛門診察
いぼ痔を直接診たり(視診)、触ったり(触診)、肛門の中に指を入れたりして状態を観察(肛門指診)します。
3. 肛門鏡検査
肛門鏡というカメラのついた細い管を肛門の中に挿入し、いぼ痔があるかを調べます。
4. そのほかの検査
いぼ痔の脱出がある場合は怒責診と呼ばれる検査が行われ、排便時のようにいきむことで脱出の程度を診察することもあります。
また、長期にわたって排便時に暗赤色の出血がみられる場合は、大腸がんなどの病気の可能性が考慮されます。いぼ痔以外の病気が疑われる場合は、内視鏡検査(大腸カメラ)などが行われることもあります。
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