症状
うっ血性心不全は、発症様式によって急性に発症するタイプと慢性に発症するタイプがあります。
急性に発症する場合
急性に発症するうっ血性心不全の代表として急性心筋梗塞が挙げられます。急性心筋梗塞に関連した突然の胸の痛みに加えて、ポンプ機能が低下したことに関連したさまざまな症状が現れます。具体的には、以下のような症状です。
- 息切れや呼吸困難
- 咳や痰(血液が混じることもあります)
- 動悸
など
慢性に発症する場合
慢性に発症するうっ血性心不全では、症状は原因疾患によりさまざまですが、体重の増加や両下腿のむくみが現れます。また、呼吸困難が強くない場合でも、食欲不振やだるさなどを自覚することがあります。さらに、急激に体重が増加したときにはうっ血性心不全の症状が増悪する可能性があるため注意が必要です。うっ血性心不全の症状として呼吸困難が突然増悪することを、うっ血性心不全の急性増悪と呼びます。特に夜間就寝中など横になっているときに症状が増悪し、座ることで症状が改善する呼吸困難を起座呼吸と呼びます。
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