症状
がん性腹膜炎を発症すると、全身状態が著しく悪化します。具体的には、食事がうまく取れない、食欲がなくなる、吐き気や嘔吐が生じるなどの症状が見られることがあります。食事が取れないことに加え、がんが広範囲に広がることと関連して、体重の減少を認めることもあります。
がん性腹膜炎では、おなかの中に腹水が多く蓄積することがあります。このため、おなかが大きく腫れる、呼吸運動が著しく阻害されて息苦しさを感じるなどの症状につながることもあります。
がん性腹膜炎を生じることで全身状態が急速に増悪し、血圧の低下、意識状態の悪化などがもたらされ、短い時間の間に死に至ることもあります。
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