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そばかす
そばかすとは、両側の頬を中心に点在する色素斑のことを指します。見た目がスズメの卵の表面と類似することから雀卵斑(じゃくらんはん)とも呼ばれます。そばかすは幼児期に発症することが多く、思春期頃まで...
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皮膚

そばかす(そばかす)

更新日時: 2017 年 04 月 25 日【更新履歴
更新履歴
2017 年 04 月 25 日
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概要

そばかすとは、両側の頬を中心に点在する色素斑のことを指します。見た目がスズメの卵の表面と類似することから雀卵斑(じゃくらんはん)とも呼ばれます。そばかすは幼児期に発症することが多く、思春期頃までに濃くなることが多いです。

そばかすは白人にみられることが多く、日本人でも色白の人にみられる傾向にあります。遺伝子レベルの変化によって、そばかすのできやすさが決まることもわかっており、MC1R遺伝子が発症に関わっていると報告されています。

また、紫外線はそばかすの誘発因子であるため、紫外線対策も大切です。美容目的であるため自費診療にはなりますが、レーザーによる治療でそばかすを軽減することも可能です。

原因

そばかすでみられる色素斑は、皮膚に存在するメラノサイトと呼ばれる細胞が元になっています。メラノサイトはメラニンと呼ばれる色素をつくる細胞であり、髪の毛や目の色を形作ったり、紫外線などの光刺激から身体を守ったりする役割を担っています。メラニンは、ユーメラニン(eumelanin)とフェオメラニン(pheomelanin)の2つに分けられます。フェオメラニンはユーメラニンと対称的に、紫外線を防御する働きには弱く、紫外線から皮膚を守る効果が乏しいという特徴があります。

そばかすは、MC1R遺伝子において規定されることが知られています。一定のタイプを示すMC1R遺伝子を有する方の場合は、ユーメラニンの代わりにフェオメラニンをつくりやすくなり、結果、そばかすを生じやすくなります。そばかすの誘発因子として、紫外線の存在があります。多量の紫外線を浴びることによってメラノサイトが刺激を受ける頻度が多くなり、結果、そばかすの発症につながります。

症状

そばかすは、顔の鼻から頬のまわりを中心に、薄茶色をした小さな斑点が散在します。5〜6歳の幼児期からでき始めることが多く、年齢を重ねるにつれて色は濃くなり数も多くなります。思春期以降には薄くなる方もいますが、その程度には個人差があります。

そばかすは紫外線を浴びやすい部位に生じることが多いです。顔は目立つ部位ではありますが、服によっては背中にも紫外線が当たるため背中にもそばかすが生じます。そのほか、手や腕、胸元等にも生じることがあります。

季節では春から夏にかけて目立ち、秋や冬には薄くなる傾向にありますが、これには肌の新陳代謝が関わっています。メラノサイトでつくられたメラニンは、周囲の細胞へ渡され、メラニンを有する細胞がはがれ落ちるとそばかすは薄くなります。夏の間は紫外線を浴びる機会が多いためメラニン産生が多いですが、冬は逆に、メラニンを有する細胞の数が減る傾向になります。

検査・診断

そばかすの診断は、基本的には見た目の皮膚所見を詳細に観察して行います。特別な検査を行うことはありません。

治療

そばかすが生じた場合には、身体の中から皮膚の新陳代謝を促し紫外線から皮膚を保護する対策を行います。ビタミンCやビタミンE、ポリフェノール、L-システインなどを多く含む食事を摂取し、また、内服薬として服用することもあります。

さらに、そばかすに対するレーザー治療によって、色を軽減できます。美容目的での適応になるため自費での診療になりますが、美容形成の専門医に費用や適応の有無について相談するのも1つの方法です。

予防

そばかすは紫外線を浴びることで誘発されるため、紫外線対策を行うことが重要です。外にいる時間を減らす、外に出る場合には日傘や帽子を着用し紫外線からの刺激を避けることが重要です。日の当たる部位に対して日焼け止めクリームを塗ることや、手足の露出を避けることも大切です。