治療
アイゼンメンジャー症候群を発症すると、原因となる先天性心疾患に対して根治的な手術を行えなくなってしまいます。したがって、より早期の段階で基礎疾患への治療を行うことが必要です。
アイゼンメンジャー症候群を発症した場合には、血管拡張薬や心不全治療薬を組み合わせて治療を行うことになります。心不全の症状に応じてどのような治療薬を使用するかは異なりますが、肺血管の拡張を期待してボセンタンやエポプロステノールなどの薬剤を使用することになります。アイゼンメンジャー症候群が非常に重篤な場合には、心肺移植も検討されます。
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