症状
アスベストに関連した健康被害は、肺がん、悪性中皮腫、アスベスト肺などが中心です。アスベストに曝露されて数十年経ってから(15年~40年ほどといわれています)、これらの病気に関連した症状が出現します。具体的な症状としては咳や息切れ、胸の痛みなどがあり、原因不明の体重減少から発見されることもあります。
そのほかにも、指先が太鼓のバチのような形になることもあります(バチ指)。アスベスト肺では、特に肺の下のほうに病変が生じることが多く、背中に耳を当てるとバリバリという呼吸音が聞こえることもあります。
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