検査・診断
食事歴や症状などからアニサキス症が疑われる場合は、次のような検査が行われます。
内視鏡検査
胃アニサキス症が疑われる場合は、内視鏡検査を行って胃の中にアニサキスが存在するかを調べます。また、アニサキス症と似た症状を引き起こす病気との鑑別にも有用な検査です。
血液検査
炎症の程度など全身の状態を把握するために血液検査を行います。また、内視鏡の挿入が困難な小腸などの腸アニサキス症や胃アニサキス症が疑われるものの内視鏡検査で発見できなかった場合には、アニサキスに対する抗体を調べる検査を行うこともあります。
画像検査
重症な腸アニサキス症では腸閉塞や腸穿孔を引き起こすことがあるため、これらの発症が疑われるときはX線やCTによる画像検査を行う必要があります。
医師の方へ
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