症状
イレウスを発症すると腸の内容物や腸内で発生したガスが停滞するようになるため、吐き気や嘔吐、お腹の張り、痛みなどの症状が引き起こされます。また、ガスや便が出にくくなるのも特徴です。
一方、腸管が捻じれることによって引き起こされる絞扼性イレウスは、腸の血流が悪くなったり途絶えたりすることで時間が経過すると腸が壊死してしまうケースも少なくありません。このようなケースでは持続的な激しいお腹の痛みに加えて発熱や頻脈(脈が速くなる)などの症状が現れ、腹膜に炎症が波及するとお腹全体が痛んで硬くなる“腹膜刺激症状”がみられるようになります。
医師の方へ
イレウスについて
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