種類
ウイルス性胃腸炎を起こすウイルスは複数あり、各ウイルスによって感染しやすい年齢や流行する季節などに違いがあります。ここでは代表的なウイルスを紹介します。
冬に流行しやすいノロウイルス
ノロウイルスというウイルス自体は年間を通して存在していますが、特に冬に流行しやすく、子どもから大人まで幅広く感染します。感染から発症するまでの潜伏期間はおよそ1~2日です。
乳幼児に多いロタウイルス
乳幼児の重い胃腸炎の主な原因で、5歳ころまでにほとんどの子どもが一度は感染します。潜伏期間は2~4日ほどといわれています。
潜伏期間が比較的長い腸管アデノウイルス
乳幼児に多く、季節を問わず一年中みられます。潜伏期間は3~10日ほどと、やや長いことが特徴です。
そのほかのウイルス
これら以外にも、サポウイルスやアストロウイルスなどが胃腸炎を引き起こします。サポウイルスはノロウイルスに近いウイルスで、一年を通して感染がみられます。潜伏期間は半日~2日ほどといわれています。アストロウイルスは冬に流行しやすく、潜伏期間は1~4日程度です。
参考文献
- ・Shane AL, Mody RK, Crump JA, et al. 2017 Infectious Diseases Society of America Clinical Practice Guidelines for the Diagnosis and Management of Infectious Diarrhea. Clin Infect Dis. 2017;65(12):e45-e80. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5850553/
- ・Centers for Disease Control and Prevention (CDC). How to Prevent Norovirus. Available from: https://www.cdc.gov/norovirus/prevention/index.html, (Updated: January 13, 2025)
- ・厚生労働省.「ノロウイルスに関するQ&A」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html)
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