治療
カフェインに対する解毒薬や拮抗薬はありませんので、治療の基本は生命を維持するために必要な全身管理を行いながら、体のなかのカフェインの濃度が十分に低下するのを待ちます。
重症である場合には、鼻から入れた管を使って行う胃洗浄や、太い静脈にカテーテルを留置して行う血液透析を行うこともあります。さらに、興奮や錯乱状態で自傷他害の恐れがあったり呼吸不全があったりする場合には、ベンゾジアゼピン系の鎮静薬や抗精神病薬などを用いることがあります。
長期的には、カフェインを多く含む飲食物との向き合い方について、生活習慣を改善することがとても重要です。
医師の方へ
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