検査・診断
カフェイン中毒が疑われる場合、日頃のカフェイン摂取量や直前のカフェイン摂取状況について問診し、血液検査などを行います。カフェイン中毒では低カリウム血症、低リン血症、高血糖、高乳酸血症などがみられる傾向があるため、血液検査ではカフェインの血中濃度のほか、これらの異常がないかも併せて調べます。カフェインの血中濃度を測定できる病院は限られているため、血液検査のみでの診断は難しいといえます。そのため、カフェインの摂取量や、どんな症状があるか、どんな検査異常があるかなどを総合的に評価して診断を行います。