原因
ガングリオンは、関節を包む“関節包”や腱を包む“腱鞘”などの組織が損傷されることが根本的な原因です。そして、その突起状に飛び出した袋の内部に、関節内を満たす“滑液”が流れ込んでゼリー状になったものがガングリオンの正体とされています。しかし、どのようなメカニズムで関節包や腱鞘に突起のような変形が生じるのかは明確には解明されていません。
また、まれにガングリオンは骨・筋肉・神経などを圧迫するように大きくなることもあります。これは、その部位で産生された粘液が変性して固まって形成されたものであると考えられています。
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