症状
ガングリオンは関節や腱から小さなしこりのような病変として発症します。発生しやすい部位は手のひら側の親指や指の付け根ですが、手の甲側、手の平側、指の付け根などさまざまな部位に発生する可能性があります。
発生初期の段階では通常は米粒大の大きさですが、手首や指をよく使い続けると大きくなるのが特徴で、ピンポン玉ほどのサイズに生育することも少なくありません。
また、ガングリオン自体に痛みやかゆみなどの症状はありませんが、しこりが大きくなると神経を圧迫して痛みやしびれ、運動制限を引き起こすこともあります。特に、手首や親指の付け根などに発生したガングリオンは手首を通る正中神経と呼ばれる太い神経を刺激し、痛みを引き起こしやすいことが知られています。
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