がんぐりおん

ガングリオン

最終更新日:
2020年08月12日
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2020/08/12
更新しました
2017/04/25
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治療

ガングリオンは神経への刺激などがない場合は特に症状もないため、治療を行わなくてもよいとされています。しかし、神経への刺激で痛みなどがある場合は必要に応じて次のような治療を行うことが必要です。

注射での吸引

第一に行う治療は、注射でしこりの内部に詰まったゼリー状の物質を吸引することです。しこりが縮小、または消失するため神経への刺激症状は大きく改善します。

この治療方法は体への負担が少なく短時間で簡便に行えますが、しこりの原因となった関節包や腱鞘の袋は残ったままであるため、再発を繰り返しやすいのが難点です。一方で、繰り返し吸引を行っていくことで自然にしこりができなくなることもあるとされています。

手術

注射での吸引を行っても再発を繰り返す場合、重度な神経症状が生じている場合は関節包や腱鞘にできた袋ごと根元から切除する手術が必要となります。

体への負担は大きな治療ですが、再発しにくいのが大きなメリットです。

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