症状
シャイ・ドレーガー症候群では、まず自律神経症状が出現します。具体的には立ちくらみや尿失禁、インポテンツなどの症状です。自律神経障害が前面に出ますが、病気の進行と共にパーキンソン症状や小脳失調症状が現れるようになります。
パーキンソン症状
歩行が遅くなる、声が小さくなる、動きが鈍くなるなどが代表的な症状です。
小脳失調症状
歩行時のふらつきや発語の障害などが生じるようになります。認知機能に異常がみられることや、うつ症状を呈することもあります。
シャイ・ドレーガー症候群は、パーキンソン病よりも進行が早いという特徴があります。最終的には誤嚥性肺炎を代表とする病気により、10年未満の経過で亡くなるケースも多いです。
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