検査・診断
乳幼児の場合は重症化のリスクが高いため、ヒトメタニューモウイルス感染の有無を調べる迅速検査が行われることがあります。この検査は“ヒトメタニューモウイルス抗原定性検査”と呼ばれており、6歳未満かつレントゲンや聴診で肺炎が強く疑われる場合に保険適用となります。症状などから“かぜ”と診断され、医師が不要と判断した場合には、ヒトメタニューモウイルス抗原定性検査は行われません。
具体的には、まず細い綿棒で鼻や口の奥の粘膜をぬぐったり、鼻水を吸引したりして検体を採取します。採取した検体を抽出液と混ぜ、抗原検出キットに垂らすと5~10分程度で陰性・陽性を判別することが可能です。ただし、ヒトメタニューモウイルスに感染していても陰性と判定される場合があるため、症状や検査結果に基づき、医師が総合的に判断して診断を行います。
重症の場合は、“呼吸器パネル検査”と呼ばれる、複数の呼吸器病原体(hMPVを含む呼吸器ウイルスを網羅)の遺伝子を同時に検出できる検査が行われることがあります。
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