症状
ビタミンK欠乏症の症状は、出血のしやすさに関連したものになります。消化管や皮下、口腔粘膜からの出血頻度が高いです。また新生児・乳児の場合、頭蓋内出血の頻度が多く、予後不良となります。
新生児・乳児におけるビタミンK欠乏症は、出生後2~4日に発症することが多いといわれています。母親がワルファリンカリウムや抗てんかん薬を内服している場合、生後24時間以内に発症することもあります。
母乳栄養児においては、母乳中のビタミンKの含有量がミルクよりも少ないことと関連して欠乏症を引き起こすことがあります。生後2か月頃までは出血のリスクは高いと考えられています。
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