予防
黄色ブドウ球菌が産生する毒素は、通常の加熱では分解されないため、できる限り食材に菌をつけないこと、また食材中での増殖を抑えることが重要です。
調理をするときは手指の洗浄とアルコールによる消毒を行い、手指に手荒れや傷がある場合は素手で食品に触れないようにしましょう。調理時に使い捨て手袋、帽子やマスクを着用することも有効とされています。また、黄色ブドウ球菌は10℃以下の環境ではほとんど増殖できないといわれているため、食品は10℃以下の冷蔵庫で保存し、調理後の食品はできるだけ早めに消費することも大切です。
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