症状
患者さんは股関節の痛みを訴えます。しかし、必ずしも股関節痛のみではなく、膝の痛みが初発症状となることも多い点が重要です。痛みの性質は、数日のうちに完成するような急性のものではなく、数か月の時間をかけて徐々に増強することも特徴です。
そのほか、太股の痛みや歩行困難が生じることもあります。ペルテス病が進行すると大腿骨頭や大腿骨頚部に変形が生じることもあり、これを反映して病気が発症している側の足(患肢)が、健康な側の足と比べて短くなることもあります。痛みをかばって歩行することから、患肢が細くなることもあります。
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