症状
マンソン孤虫症では、原因となるプレロセルコイドに感染してから約1週間潜伏した後に発症します。
初発症状には発熱、全身倦怠感があります。マンソン孤虫症では幼虫が入り込んだ先で局所症状も認めることとなり、痛みを伴う皮下腫瘤が多いです。マンソン孤虫症による皮膚症状の好発部位は胸やお腹、大腿部などの脂肪の多い場所になります。腫瘤はマンソン孤虫そのものであるため、マンソン孤虫の移動を反映して皮下腫瘤が現れたり消失したりもします。
内臓臓器に幼虫が入り込むことがあります。脳に入り込むとけいれんや筋力低下、頭痛、しびれや感覚消失など、内耳にも入り込むと聴覚低下やめまい、肺に入り込むと咳や血痰などを呈するようになります。
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