めたのーるちゅうどく

メタノール中毒

最終更新日:
2020年08月31日
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2020/08/31
更新しました
2017/04/25
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治療

メタノール中毒の治療・処置としては、主にこのようなものが挙げられます。

  • 血液透析
  • 解毒剤の投与
  • 胃内容の除去
  • 輸血
  • 酸性血症(アシドーシス)の補正

メタノール中毒では、過剰なメタノールの服用によって、体内血中のメタノールやギ酸の濃度が高まっています。そうした物質を除去できるよう血液透析をおこないます。血液透析は、メタノールの摂取量が30ml以上で、メタノール中毒が疑われているとき(アニオンギャップや浸透圧ギャップがみられるなど)や目の症状(目のかすみなど)があらわれているときに検討します。

メタノールはアルコール脱水素酵素によってホルムアルデヒドに酸化され、次いで アルデヒド脱水素酵素によってギ酸に酸化されます。アルコール脱水素酵素をエタノールで飽和するとメタノールが分解されてギ酸になることを防ぐことができます。そのため、治療としてエタノールを投与することがあります。

また、メタノール中毒では、体内の血液が酸性に傾いた状態になります。これは、メタノールを過剰摂取したことで、メタノールの代謝物(分解物)であるギ酸・乳酸といった酸性物質がつくられ、血液のpHが酸性に傾いてしまう(アシドーシスが起きる)ためです。この血液のpHを正すために、アシドーシスの補正(炭酸水素ナトリウムの投与など)をおこなう場合があります。

アニオンギャップ:血液中の陰イオンと陽イオンの差のこと。主に代謝性アシドーシスの原因を調べるためにつかわれる。検査では測定できないため、血液ガス検査から得た数値をもとに、計算式をつかって算出する。
浸透圧ギャップ:実際に測定した血清の浸透圧と、予測された(計算で算出された)血清の浸透圧の差のこと。代謝性アシドーシスが疑われたときに調べられる。

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