ふあんしんけいしょう

不安神経症

最終更新日:
2018年09月18日
Icon close
2018/09/18
掲載しました。
この病気の情報を受け取るこの病気は登録中です

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

医師の方へ

検査・診断

不安神経症は、詳細な面接を行い、

(1) 何の根拠もないにもかかわらず、多くの事柄に対して過剰な不安と心配を慢性的(6か月以上)に感じる。

(2) 患者はその不安を抑えることが難しいと感じる。

(3) 以下の6症状のうち少なくとも3つを伴っている。

  • 落ち着かない、緊張、神経の高ぶり
  • 疲れやすい
  • 集中困難または心が空白になる
  • 易怒性
  • 筋肉の緊張
  • 睡眠障害

(4)患者に苦痛を与えているか、職業などの機能を障害している。

(5)薬物乱用や他の医学的問題に起因するものではない。

(6)他の精神障害では説明できない。

という基準(米国精神医学会DSM-5より)を満たすことで診断されます。生物学的に診断できる特定の臨床検査は存在しません。そのため、丁寧な問診が診断には必須であるといえます。

特に、うつ病では同様の症状が出現することが多いので、両者の鑑別が必要となることが多くなりますが、厳密な鑑別は難しい場合も少なくありません。

実際、半数は少なくとも一時的にうつ病を合併すると言われています。実際に身体疾患に罹患している可能性を除外することを目的として、血液検査や尿検査などが行われることもあります。

医師の方へ

医師向けの専門的な情報をMedical Note Expertでより詳しく調べることができます。

この病気を検索する

「不安神経症」を登録すると、新着の情報をお知らせします

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

実績のある医師をチェック

不安神経症

Icon unfold more