検査・診断
亜急性甲状腺炎では、血液検査や超音波検査などが行われます。血液検査では体内で炎症反応が強く出現していることを反映して、CRPや赤沈と呼ばれる炎症項目が異常高値を示します。また、亜急性甲状腺炎では大量の甲状腺ホルモンが血液中に分泌されている状態であり、甲状腺ホルモン(T4やT3と呼ばれます)が高くなっています。甲状腺ホルモンはTSHと呼ばれるホルモンの調整を受けているのですが、亜急性甲状腺炎ではTSHが低下していることも特徴のひとつです。
亜急性甲状腺炎では、甲状腺の腫れがみられたり、炎症に関連した所見を認めたりすることがあります。時にラジオアイソトープ検査が行われることもあります。
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