原因
甲状腺は首の前方に位置する小さな臓器で、甲状腺ホルモンと呼ばれるホルモンを分泌します。甲状腺ホルモンは代謝を促進させることで、体を活発にします。また、甲状腺ホルモンは脈を速めるなど交感神経を刺激し、体の活動状態を調整します。つまり、甲状腺ホルモンは、体のアクセルを踏む、体を元気にするような役割を果たしています。甲状腺ホルモンが出すぎている(甲状腺機能亢進症)と、代謝が高まるため体温が上昇し、多くの汗をかきます。また、交感神経が活性化されるので脈が速くなり、活気が出ます。
正常だと甲状腺ホルモンの分泌量は厳密に調整されますが、亜急性甲状腺炎では、炎症により調節機能とは無関係に、大量の甲状腺ホルモンが血液中に放出されてしまいます。その結果、甲状腺ホルモンに関連した症状が過剰に現れてしまいます。風邪の後、ウイルスが甲状腺に入ることで炎症を起こすのではないかと考えられています。
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