いちてきとうがいへんけいしょう

位置的頭蓋変形症

同義語
斜頭症,短頭症,長頭症,頭位性斜頭症
最終更新日:
2024年10月21日
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2024/10/21
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症状

位置的頭蓋変形症の主な症状は頭蓋骨の変形による見た目への影響です。位置的頭蓋変形症は病気ではなく、脳機能の発達に影響が出ることは基本的にはありませんが、近年では位置的頭蓋変形症が歯の噛み合わせや中耳炎斜視自閉スペクトラム症などの二次的な合併症を引き起こす可能性もあると考えられています。

位置的頭蓋変形症は形状に応じて斜頭症・短頭症・長頭症の3つに分けられます。

斜頭症

頭蓋の左右一方が斜めにゆがみ、左右非対称になっている状態です。前頭部と後頭部のゆがみがあり、向き癖による斜頭症の多くは後頭部に生じます。後頭部のゆがみが進行すると、耳の位置や顔面が左右非対称になることもあります。

短頭症

頭の前後径が横径に比べて短く、後頭部の丸みがなくなった状態です。一般的には絶壁頭とも呼びます。主な原因は、仰向けに寝ることで後頭部に均等に圧力が加わることによるとされています。

長頭症

頭の前後径が横径に比べて長い状態のことをいいます。横幅に比べて後頭部が著しく飛び出し、頭部全体が縦方向に伸びている状態です。

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