検査・診断
低血圧の検査
血圧検査を行い血圧が低いことを確認します。また、原因疾患が隠れていることもあるため、問診や身体所見などから疑われる病気に応じた検査が適宜行われます。たとえば、甲状腺低下症が疑われる場合には甲状腺ホルモンの検査(血液検査)、不整脈や心筋梗塞が疑われる場合は心電図などが検討されます。
起立性低血圧の検査
起立性低血圧を確認するためには、起立動作と関連して血圧がどのように変動するかを確認することが重要です。立ち上がる前と、立ち上がってしばらくした後の血圧を比較することにより診断します。具体的な診断の基準としては、立ち上がって3分以内に収縮期血圧(最高血圧)が20mmHg以上、拡張期血圧(最低血圧)が10mmHg以上低下した場合を起立性低血圧としています。
医師の方へ
低血圧症について
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