原因
免疫反応は、本来は外からの異物から自分の体を守るためにはたらきます。しかし、免疫反応に異常が生じると、自分自身の体を誤って異物と認識してしまい、攻撃してしまいます。
こうした状態によって発症する病気を自己免疫疾患と呼び、再発性多発軟骨炎もそのひとつであると考えられています。
再発性多発軟骨炎では、自己の免疫により軟骨組織が攻撃されてしまします。そのため、軟骨組織やコラーゲン成分を多く含む耳、鼻、気管、目、関節、血管に炎症が生じます。
特に、Ⅱ型コラーゲンと呼ばれるものが自己免疫のターゲットになると考えられています。
再発性多発軟骨炎の原因は、完全に解明されているわけではありません。今後の研究の発展が期待されています。
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