さいはつせいたはつなんこつえん

再発性多発軟骨炎

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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症状

障害を受ける部位によって症状の出方は異なります。

もっとも影響を受けやすいのは耳の軟骨で、耳の腫れや痛みが生じます。「再発性」の名前からも推定されるように、炎症反応は繰り返し再発します。炎症を繰り返すことで、徐々に耳の形が変形してきます。

その他、気道系の軟骨が障害を受けると、ゼーゼーという喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難を生じます。また、鼻の軟骨が障害されると痛みや発赤、変形が、内耳が障害されると耳の聴こえの低下や吐き気、ふらつきなどが生じます。

強膜炎ぶどう膜炎といった目の炎症により、目の充血、痛み、視野障害が生じます。関節の軟骨に障害を受けると、関節痛が生じます。

頻度は少ないですが、より重篤な場合には、心筋梗塞心臓弁膜症大動脈瘤脳梗塞脳出血などの心血管や脳の病気、骨髄異形成症候群(血液の病気)を発症することがあり、命の危険にさらされることもあります。

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