症状
一般的には、片方の耳の前にイボが1つのみ生じますが、両耳に副耳ができたり、複数の副耳が生じたりするケースもあります。イボの大きさは、ゴマ粒程度のものから大豆程度までさまざまです。また、耳の前だけでなく、頬や首などにイボを認めることもあり、首に生じた場合は頸耳と呼ばれます。
イボが柔らかい場合は皮膚のみで副耳を形成していると考えられますが、イボの中にしこりが感じられる場合は、軟骨が侵入しているケースもあります。このほか、イボ状ではなく、へそのような凹みが現れる症例もあります。
一般的に副耳はほかに症状や機能面の障害を伴わないものの、イボの付け根に湿疹ができやすくなることがあります。また、イボが大きかったり目立つ部位に存在したりする場合には、見た目が気になるといった整容面の問題が生じることもあります。
医師の方へ
「副耳」を登録すると、新着の情報をお知らせします