症状
卵巣出血の際にみられる主な症状は下腹部痛ですが、出血の程度により症状の強さや種類が異なります。腹痛は突然起こり、持続性で間欠性でないことが特徴です。腹痛の部位は出血した卵巣付近 (右側が60~80%と高頻度)に認めることが多いです。
また、出血量が多い場合、腹膜刺激により下腹部全体に痛みが広がり、嘔気や嘔吐、下痢などの症状をともなう場合があります。またさらに出血が多くなると血圧低下や顔面蒼白となりショック状態をきたすことがあります。
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