原因
胎児の段階で、顔や口腔は左右から伸びる突起が癒合することによって作られますが、この癒合ができない場合には、その部位に裂け目ができてしまいます。
このような奇形の発症は妊娠の初期(2~3か月ごろ)の母体の栄養障害や精神的なストレス、さらに副腎皮質ステロイド薬や鎮痛剤などの薬物などによる環境因子、また遺伝的な要因が関与していると考えられています。また、発生率は高齢出産になるほど高いともいわれています。しかし、原因が不明なものが7割に達しています。
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