症状
吃音の中核症状としては、以下のようなものが挙げられます。
<吃音の中核症状の例:「りんご」と言いたい場合>
- 音を繰り返す(連発)……「り、り、り、りんご」
- 音を引き伸ばす(伸発)……「りーんご」
- 言葉を発するまでに時間がかかる(ブロック・難発)……「……(間があく)りんご」
このような中核症状以外に、随伴症状(言葉を発する際に顔を歪める、手足も一緒に動かしてしまうなど)や回避(言いにくいときに違う言葉に言い換えたりするなど)といった二次的症状を伴う場合もあります。また症状によって他人から注意される、笑われるといった経験や、自分自身が“うまく話せない”と感じてしまった結果、発話そのものに嫌悪感や不安を抱くようになる方も少なくありません。
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