治療
喉頭乳頭腫は、外科的な治療が基本となります。腫瘍性病変を摘出するために、レーザーや鉗子などが使用されます。治療に関連して喉頭が形態的に変化してしまうこともあるため、注意深く治療を続ける必要があります。
外科的な治療方法以外には、インターフェロンの局所注入療法もあります。また、漢方薬の使用が検討されることもあります。しかし、根本的に再発を予防できる治療方法は確立されていません(2018年2月時点)。
喉頭乳頭腫は、徐々に再発しにくくなることもある反面、喉頭がんが発生することもあります。再発のリスクだけでなく悪性腫瘍の発生も考慮に入れながら、定期的に内視鏡検査、組織生検による病理検査を行うことが重要です。
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