症状
嗅神経芽細胞腫は発症したとしても早期段階ではほとんど症状がありません。また、進行スピードが遅いため、症状が現れるようになるまでに時間がかかるとされています。
しかし、徐々に腫瘍が大きくなると原因がはっきりしない鼻づまりに悩まされるようになります。また、腫瘍の組織はもろいため、鼻をかんだり鼻の中が乾燥したりするなど些細な刺激によって出血を起こし、鼻血が出やすくなるのも特徴のひとつです。
そして、さらに腫瘍が大きくなるとにおいを感知する機能が損なわれて嗅覚障害を引き起こすほか、鼻の内部と近い脳内や目にも広がると頭痛や眼球運動障害、視力障害などが生じるようになります。
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