種類
壊疽性膿皮症には、潰瘍型、膿疱型、水疱型、増殖型、ストーマ周囲型など複数の種類があります。頻度としては、潰瘍型が80%程度ともっとも多いことが特徴です。
潰瘍型
潰瘍型は古典型PGとも呼ばれ、もっとも多くみられます。主に下腿(膝から足首の間)に生じることが一般的です。
膿疱型
膿疱型は赤味を伴う膿のたまったできもの(膿疱)が生じます。主に頭や体幹、手足にみられることが一般的です。
水疱型
水疱型は血液疾患を合併している方に多く、手の甲や腕、下腿などによく現れます。
増殖型(表在型)
増殖型は、潰瘍のように皮膚がへこむのではなく、周囲よりも盛り上がる(隆起する)ことが一般的です。
ストーマ周囲型
ストーマ周囲型は、手術によって作られた人工肛門の周辺に生じます。
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