検査・診断
まず問診で以前歯の痛みがあったか、頬部・オトガイ部・顎下部が腫れたことがあったか、皮膚切開をしたか聞きます。
次に視診で、頬部やオトガイ部・顎下部に陥凹があるかをみます。ときに排膿や腐敗臭が認められます。また口腔内診査とレントゲン検査で、原因となった根尖性歯周炎や歯周病の歯を特定します。外歯瘻を形成した歯は多少の動揺があり、歯根端部の歯肉を触ると外歯瘻開口部にわたって固い管上の構造物が触知できます。これを外歯瘻管といいます。
レントゲン検査では瘻孔からゾンデという細い棒を挿入する、もしくは瘻孔から造影剤を注入して撮影して、原因の歯を特定します。
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