原因
発症の原因はまだはっきりしていません。自己の末梢神経、特に髄鞘を標的に攻撃する免疫異常が強く推定されますが、そのメカニズムの詳細はまだ明らかになっていません。
多巣性運動ニューロパチー患者のおよそ半数に、神経細胞膜に存在する糖脂質の1つ“GM1ガングリオシド”に対する自己抗体(IgM抗体)*が陽性となることから、IgM抗体が発症に関与している可能性があると考えられています。
*自己抗体:自分の体の細胞を抗体と認識して攻撃する抗体。
医師の方へ
「多巣性運動ニューロパチー」を登録すると、新着の情報をお知らせします