たそうせいうんどうにゅーろぱちー

多巣性運動ニューロパチー

同義語
MMN
最終更新日:
2024年01月19日
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2024/01/19
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治療

多巣性運動ニューロパチーの治療として薬物療法を行います。

第一選択は免疫グロブリン療法です。初回は、体重1kgあたり2,000mgの免疫グロブリン製剤を5日かけて静脈投与します。効果がある場合は、その後3週間ごとに体重1kgあたり1,000mg投与を続ける方法が推奨されています。

免疫グロブリン療法で効果が認められない難治性の場合は、免疫抑制薬が検討されます。しかし、現在のところ効果についての明確なエビデンスはありません。

薬物療法に加え、リハビリテーションも重要です。活動量が減少すると関節が固まって伸ばしにくくなるなど、関節にまで問題が生じる可能性があります。日常生活における活動量やQOL(生活の質)の維持・向上を目的に、関節域を保つなどのリハビリが行われることがあります。しかし、多巣性運動ニューロパチー患者は疲れやすいため、リハビリの負荷や時間に注意し、無理のない範囲で行うことが重要です。

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