こうさんきゅうせいたはつけっかんえんせいにくげしゅしょう

好酸球性肉芽腫症

別名
ランゲルハンス細胞組織球症
最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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症状

好酸球性肉芽腫症は主に、骨に限局する形で病変が生じます。10歳までの小児期に発症することが多く、痛みをきっかけに発見されることがあります。頭の骨、大腿骨、上腕骨などが好発部位ですが、その他にも背骨、骨盤、鎖骨などさまざまな骨が影響を受けます。

異常なランゲルハンス細胞が増える結果、骨がこぶのように腫れあがります。また、ランゲルハンス細胞によって骨が溶かされるため、骨がへこんでしまうこともあります。

病変の生じる部位に応じて、さまざまな機能障害が引き起こされることもあります。背骨が影響を受けると、近傍に存在する神経が障害を受けてしまい、麻痺(まひ)やしびれなどの神経症状が現れることがあります。また、眼球周囲の骨が影響を受けると、ものの見え方にも支障が生じることがあります。

成人においては、病変が肺に生じることがあります。肺病変に関連して、咳や息苦しさ、気胸による胸痛などの症状が現れることもあります。

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